
スポーツをされる方で悩まされることが多い「肉離れ」。
筋肉が部分的に、ひどい時には完全に切れたり断裂する怪我です。
このページでは当院の肉離れへの対応についてまとめました。
原因
準備運動不足、そもそもの筋力不足など原因は色々考えられますが、大きくは
- 運動前の静的ストレッチ
- 負荷がかかった際の筋肉の捻じれ・方向性が不適切
の二点が考えられます。
1. ストレッチが起こす筋肉のパフォーマンス低下の問題。
最近ではだいぶ知られてきていますが、ぐ~っと筋肉を伸ばすいわゆるストレッチは筋肉のパフォーマンスを下げます。「伸張反射」といいますが、筋肉はストレッチをする前より縮みます。そうすると筋肉の最大長と最少長の幅が小さくなるので、当然可動範囲が落ちます。この状態で運動を行うと、筋肉のパフォーマンスは落ち、怪我をしやすい状態になります。
2.負荷がかかった際の筋肉の方向性
これは解剖学でも学ばないことですが、筋肉の起始停止と筋繊維の収縮・伸張の関係で各関節は曲げ伸ばしの際にねじれながら動く構造になっています。
このため、この捻じれる方向性と異なる動きをすると負荷が大きくなり、肉離れを起こす要因になります。
当院ではこのような対応をしています
上記で挙げたように、肉離れを起こす際には本来の方向性と異なる動きを筋肉にさせています。このため肉離れを起こす瞬間には筋肉は捻じれながら損傷しています。
そして肉離れが起こった後もその筋肉の捻じれは残ったままになっています。
この筋肉の捻じれを正常な状態に戻さないままでいると、
○ 治りが遅い
○ 肉離れの再発可能性が上がる
○ 治ったようでも患部が凹んだような状態になる
といった事になります。
当院ではこの筋肉の捻じれを正常な状態に戻しながら、筋肉・骨格・関節の動きを調整していきます。
また再発予防のために
○ 筋肉に負荷のないストレッチ指導
○ 無意識に動きの方向性を筋肉に記憶させる施術
○ 筋肉を柔軟にする食事やサプリなどの提案
を行います。
もし肉離れでお困りでしたら、当院にご相談ください。
